この記事のまとめ
ワンダーボックスのエキスパートコースは、スタンダードを終えると自動で移行します。料金は変わりません(12ヶ月一括で月3,700円のまま)。難しさははっきり上がりました。最初は簡単に進みますが、途中から手が止まります。合わなければコースの変更もできます(前月5日までに連絡)。ただしエキスパートが終わると自動退会になるため、実質「最後の1年」です。
ワンダーボックスは、1年ごとにコースが自動で切り替わります。そのこと自体は事前のお知らせで知っていました。ただ、何がどう変わるのかまでは、実際に開いてみるまで分かりませんでした。

エキスパートって、名前からして難しそう。料金も上がるのかな。というか、うちの子ついていけるんだろうか。

それがね、料金は変わらなかったよ。ただ、教材の前で考えてる時間は、明らかに長くなった。
わが家は小学3年生のハルコが、ワンダーボックスのスタンダードコースを続けてきました。その次が、エキスパートコースです。
この記事では、エキスパートに変わると何が起きるのかを、切り替わったばかりのわが家の様子とあわせて書きます。まだ数日しか使っていないので、使い込んでからの感想は1ヶ月後に追記します。
※料金・条件は2026年9月時点の情報です。最新は公式サイトでご確認ください。
エキスパートコースは、自分で申し込むものではない
ワンダーボックスには4つのコースがあります。
| コース | 対象 |
|---|---|
| ジュニア | 4〜6歳(年中〜) |
| ジュニアプラス | 5〜7歳(年長〜) |
| スタンダード | 小1〜3年生 |
| エキスパート | スタンダード経験者向け(最難度) |
1年間のカリキュラムが終わると、次のコースに自動で移行します。申し込みの手続きは要りません。事前にお知らせも届きます。
そして大事なのがここです。エキスパートが終わると、自動退会になります。
公式にはこう書かれています。
エキスパートコースの終了をもって、自動的に退会となります。特に退会の手続きは必要ありません。
ジュニア → ジュニアプラス → スタンダード → エキスパート、という順番なので、エキスパートはワンダーボックスの最後のコースです。つまりわが家のワンダーボックスは、あと1年で終わります。
手続きが要らないのは楽ですが、裏を返すとこちらが何もしなくても終わるということです。
難しすぎたら、コースは変更できる
エキスパートに上がると気になるのが、「難しすぎたらどうするのか」だと思います。

難しすぎてついていけなかったら、どうするの? もう戻れないってこと?

それが、変更できるんだって。前月の5日までに連絡すればいいみたい。
公式のよくある質問には、こう書かれています。
- コースの難易度が子どもに合っていない場合、受講途中でも変更できる
- 変更を希望する場合は、変更希望月の前月5日までにカスタマーサポートへ連絡する
- 変更後は、各コースの1ヶ月目から受講開始になる
3つ目は見落としやすいところです。変更しても途中から続くのではなく、そのコースの最初の月に戻って始まります。
そしてもう1つ。エキスパートコースは新規受付をしていません。つまりエキスパートは、スタンダードを終えた人だけがたどり着けるコースです。
料金は変わらない(12ヶ月一括で月3,700円)
コースが上がっても、料金は同じです。難度だけが上がって、値段は据え置きでした。
わが家は12ヶ月一括払いなので、月3,700円。年間にすると44,400円です。

難しくなったのに値段はそのままなんだ。というか、年4万円って普通に高くない…?

一気に引き落とされるときは「高っ」て思う。でも月割りで3,700円って考えたら、まあ許せるかなって。
塾はもっとかかりますし、市販のドリルも1冊1,000円を超えるものがあります。
支払いプランの内訳や入会金、きょうだい割引は前回の記事に詳しく書いています。
実際にやらせてみたら、最初は進んで、途中で止まった
教材が届いて最初に見せたとき、返ってきたのは「わー難しそう」でした。
ところが、始めてみると最初は意外と進みます。入り口はやさしく作られていて、そこは拍子抜けするくらいでした。
止まるのは、そこから先です。進むにつれて難度が上がり、あるところで手が止まります。
面白いのは、時間制限のない教材だと、じっくり考えて答えを出していることです。急かされない問題のほうが、粘る。これはスタンダードの頃には見えなかった姿でした。
手が止まったのは「そっくりさがし」と「バベロンプラス」
エキスパートのアプリ教材の中で、はっきり止まったのは2つでした。
そっくりさがし(アート/抽象化・多角的視点)
異なる2枚の写真から共通点を見つける教材です。ハルコは「まだ一つしか見つけられてなーい」と言っています。
この教材は、見つけた共通点を「どちらも○○」の形で答えます。
共通点を見つけるのも難しいですし、その○○に入る言葉をうまく表現するのも難しい——そこが手の止まる理由ではないか、と私は見ています。
バベロンプラス(数学/高難度数理パズル)
メダルを、指定された場所まで移動させるパズルです。やっかいなのは、柄の合うメダルの上に置くと、カチッとはまって二度と動かせなくなること。移動スペースにはメダルがたくさんあるので、動かす順番を間違えると詰みます。
10面を超えたあたりから、絵柄のメダルに加えてお邪魔なメダルも増えてきます。動かす工程も一気に増えて、正直、大人でも難しいと感じました。
公式が「算数オリンピックに登場するような論理性を問う問題」と説明しているのは、このあたりのことだと思います。
9月号のキット「かっちりピッタン アドバンス」
アプリだけでなく、キットも届きます。9月号(vol.メンフィス)は「かっちりピッタン アドバンス」でした。

三角と四角の枠をつないで、形を作っていくキットです。
写真のものは、キットに載っている「まずこれを作ってみよう」を真似して作ったそうです。難しくはなかったようで、まだこの段階までしか作っていません。
見た目のわりに、手は届く。ここもアプリと同じで、入り口はやさしく作られていました。
作ったものは、アプリ右上の「さつえい」から撮影して、自分のアルバムに残せます。さらに、題名をつけてみんなに公開することもできます。
親のほうは、保護者用サイト「ファミサポ」から子どもの作品を見られます。
手を動かして作ったものが、そのままアプリの中に入っていく。キットとアプリがつながっているのは、ドリルにはない部分です。
受講するなら、公式LINEの登録もおすすめ
理由は2つあります。
- オンラインイベントの案内が届く
- 子どもの取り組みの通知が届く
タブレットは重いので、持ち歩いていません。だから外にいるときは、LINEで見ています。子どもがその日何をやったかが、いつでも携帯から確認できます。
親のサポートは増えた。でも、呼ばれ方が変わった

難しくなったら、親がつきっきりになるんじゃない? そんな時間、正直ないんだけど。

呼ばれる回数は増えたよ。でも「助けて」じゃなかったの。
呼ばれるときの言葉は、「助けて」ではありませんでした。「一緒にやろう」です。
そして、ここがエキスパートに変わって一番よかったところです。
つまずいた問題を一緒に解くと、次からはその解き方を使って解こうとします。教えた解き方が、次の問題に持ち越されている。そういうそぶりが見えます。
サポートが増えること自体は、手間が増えたということです。でもその手間は、答えを教える手間ではなく、解き方を渡す手間でした。そこは、やらせてよかったと思っています。
なお、スタンダードの頃も、教材によって声かけが必要なものとそうでないものがありました。
教材は溜まる。ただ「ドリルも溜まる」

ワンダーボックスって「教材が溜まる」ってよく聞くよね。うちも結局やらなくなりそうで怖い。

正直に言うと、うちも溜まった。でもさ、ドリルだって溜まるんだよね。
スタンダードコースの間に、中途半端なまま残っているものが何冊かあります。とくにハテニャンのパズルノートです。まったくの手つかずはありませんが、最後までやり切れていないものはあります(スタンダードの頃の教材ごとの様子は前回の記事にまとめています)。
ただ、これを「ワンダーボックスの欠点」と言い切れるかというと、私はそう思いません。
市販のドリルは、図形なら図形、計算なら計算と、1冊が1つの項目でできています。だからいろんな分野をやらせようとすると、それぞれ買うことになります。そして子どもに合っていなければ、結局やらずに溜まります。
その点ワンダーボックスは、いろんな問題で違う視点や考え方を使う教材が、1つにまとまっています。アプリを開けば、その日の気分に合うものから始められる。溜まるかどうかで言えば同じでも、溜まり方の質が違うというのが、使ってみた実感です。
これが、わが家が「払う価値がある」と思っている理由です。
まだ数日です。1ヶ月後に追記します
ここまで書いてきましたが、エキスパートが始まってまだ数日です。
今のところ、大きな不安はありません。難しい問題でも、始めたばかりということもあって挑戦しています。
ただ1つ、正直に書いておきます。好きなアプリをやる回数が、明らかに多いです。全部を均等にはやっていません。これが1ヶ月後にどうなっているかは、まだ分かりません。
1ヶ月使ったら、この見出しの下に追記します。
ワンダーボックス エキスパートコースのよくある質問
Q. エキスパートコースは自分で申し込むの?
いいえ。スタンダードの1年が終わると自動で移行します。申し込みの手続きは不要で、事前にお知らせが届きます。
Q. エキスパートになると料金は上がる?
上がりません。コースが変わっても料金は同じで、12ヶ月一括払いなら月3,700円のままです。詳しくは本文の「料金は変わらない」へ。
Q. 難しすぎてついていけないときはどうする?
コースを変更できます。変更を希望する月の前月5日までに、カスタマーサポートへ連絡します。変更後は、そのコースの1ヶ月目から始まります。詳しくは本文の「難しすぎたら、コースは変更できる」へ。
Q. エキスパートコースが終わったらどうなる?
自動的に退会になります。退会の手続きは必要ありません。エキスパートはワンダーボックスの最後のコースです。
Q. エキスパートコースだけを新規で申し込める?
できません。公式サイトに「エキスパートコースは新規受付をいたしません」と記載があります。スタンダードを終えた人だけが進めるコースです。
Q. きょうだいで使う場合はどうなる?
2人目以降は1人につき月1,850円です。それぞれに専用のアプリのアカウントと教材キットが届きます。料金の詳しい内訳は前回の記事へ。
まとめ
ワンダーボックスのエキスパートコースは、スタンダードの次に自動で移行する最難度のコースです。料金は変わりません。難しさははっきり上がりますが、入り口はやさしく作られていて、最初から詰まるわけではありませんでした。
わが家にとって一番の収穫は、つまずいた問題を一緒に解くと、次の問題でその解き方を使おうとする姿が見えたことです。
そして、これが最後の1年になります。
※料金・条件は2026年9月時点の情報です。最新は公式サイトでご確認ください。


